神戸垂水で整体なら理学療法士の「りはの樹」
当院の骨盤矯正はゆがみを矯正するだけではなく
正常な骨盤機能を妨げている原因へアプローチします。
あなたは効果のない骨盤矯正を受けたことはありませんか?
骨盤が左右対称ではないのは理由があるのです。
骨盤矯正をすれば、色んなものが改善すると言われています。
しかし
骨盤機能が壊れると、ターミナルとして他の部分も壊れるのです。
正しい骨盤機能は大切なあなたのからだを守ってくれます。
骨盤の構成
大人の骨盤は2つの寛骨(腸骨、恥骨、坐骨)と仙骨で構成されています。
この腸骨、恥骨、坐骨は10代後半で癒合し寛骨になり、5つある仙椎が一つの仙骨になります。
一つの骨になる前に姿勢が悪いと、少し歪んだ状態で形が悪い状態で癒合して、身体に不調が出現するのです。
骨盤の関節
骨盤には2つの仙腸関節と恥骨結合という関節が存在します。
この関節は日本の医学的には動きがないと言う考え方が主流となっており、出産時のみ動くように言われています。
しかし、実際には出産とは関係なく動くように出来ているのです。
身体を捻る動作では腰が捻れると思われていますが、骨盤の捻れが必要であり、これが骨盤の機能なのです。
この機能が破綻することで腰に負担がかかり過ぎてしまい、腰痛など腰の障害が発生するのです。
そこの関節でもそうなのですが、自然にきれいに動くことが必要なのです。
骨盤機能障害に伴う症状
テレビや雑誌などで骨盤矯正で様々な問題が解決するようなことが言われています。
骨盤機能障害で問題になりやすいものは、産前産後の不調、胃腸の不調 不妊・生理痛 膝痛 肩こり バランス 腰痛 坐骨神経痛 姿勢などあります。
しかし、骨盤機能が壊れると、一か所だけが悪くなることはなく、不調のターミナル的な役割を持ち、色々なところに不調を起こしています。
どこかに不調が残っていることで、骨盤をターミナルとした不調を再発させます。
10分や15分程度の骨盤矯正では、変化した感じがしないのはこのためです。
様々な問題について
姿勢
骨盤は背骨の傾きと関与しており、子供の側弯症の原因にもなります。
骨盤と脊椎の機能は同調して不調を発生させて、姿勢を悪くしている場合もあります。
悪い骨盤機能は姿勢を悪くするだけではなく、姿勢が悪くなることで色々な障害へと発展させるのです。
また、骨盤の傾きは美容面にも関与しており、お腹がぽっこり出たり、お尻が大きく見えたりもします。
骨盤機能だけ改善しても、姿勢が改善するわけではありません。姿勢と骨盤の両方を調整する必要があります。
肩こり
肩こりを完全に調整するには、骨盤調整は殆ど必須の調整となります。
骨盤の傾きは肩こりの原因になる首カーブを増強して、肩こりを増強するのです。
しかし、実際には肩こりの増強が、骨盤を歪ますこともあります。
腰痛
骨盤機能は腰痛とはかなり深い関係があります。
骨盤のゆがみや傾きにも関係しますが、骨盤の機能に関与します。骨盤と腰椎は一緒に機能するようになっています。
しかし、骨盤機能が破綻すると、腰椎に負担がかかってしまうことで発生するのです。
普通では出現しない腰痛もスポーツで出現するのは、この骨盤機能が影響しています。スポーツでは骨盤機能がしっかりしていないと問題が発生しやすいのです。
膝痛
O脚などにも関与しますが、骨盤の傾きは膝がきれいな動きが出来るかどうかに関係します。
膝を良くするには骨盤の傾きは、絶対に調整する必要があり、脚のむくみにも関与してきます。
また、スポーツ選手などにも多い、独特な骨盤機能の破綻は膝の問題を発生しやすくするのです。
産前産後の骨盤矯正
骨盤には内臓を守る機能があり、妊娠中は子供の揺りかごになるように出来ています。
通常の骨盤矯正にはお腹のことが考えられておらず、ただゆがみを取ることだけの矯正になります。
殆どの場合は内臓を無視しているから、骨盤の機能が変わらないのです。内臓機能にも骨盤の機能が関与します。
①妊娠準備(不妊について)
女性のからだには妊娠しやすいお腹が必要となります。
ストレスやファストフードなど化学物質の影響で、腹部の不調が増えています。
内臓を整えることで、子宮を解放してあげることが必要です。
便秘傾向も不妊の原因となり、便秘のために腹部が硬く子宮を圧迫するのです。
②妊娠期
妊娠をしてからは、大きな調整は出来なくなります。妊娠時には子宮は膨らみ、骨盤にテンションもかかるようになってきます。
腰痛などが出現するタイプの方は、骨盤や内臓機能がよくないタイプであり、早産などの危険が上昇してきます。
そのため、妊娠期には徒手的な骨盤調整は行わず、骨盤や腰などの認知力(ボディイメージ)を上昇させるようなことを実施します。
③産後期
産後の骨盤矯正と言いますが、骨盤をベルトでしっかり調整できていれば、あまり問題は起こらないはずなのです。
産後に問題が発生しやすいのは、腹部に多くなります。
これは骨盤自体が問題ではなく、骨盤機能に問題が発生するのです。これは、産前産後の体内圧の関係があります。
産後は骨盤ベルトをお尻の下くらいに巻くことと、寝ている姿勢で巻くことだけを覚えていれば問題はありません。産後に不調が出現するのは妊娠前からの骨盤機能が良くなかった可能性があります。
胃腸の不調
胃腸は骨盤の動きと密接に関係していますが、骨盤の調整だけで胃腸が改善するのではありません。
胃腸の問題が骨盤機能を妨げていることも多いのです。
骨盤機能は特に便秘など排便障害やトイレの回数が多いことに関与してきます。
便秘は腸内細菌だけと思っていませんか?便には製造と排泄を二つに考える必要があり、腸内細菌は便を製造する一工程だけの問題です。
坐骨神経痛
坐骨神経痛は椎間板ヘルニアなどの問題だけではなく、骨盤機能の問題からも出現するのです。
椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の関連が強くはないとも言われ始めています。
実際には坐骨神経痛は骨盤と脊椎の機能から出現する方が多のではないでしょうか?
バランス
骨盤は立位姿勢の中心に位置し、バランス能力に深く関与します。
高層ビルの中心階が揺れるように設計されている、免震構造に似ていると思ってください。
人のからだもちょうど中心位置にある骨盤が、前後左右に動くことでバランスを保っているのです。
如何ですか?
その他にも骨盤には多くの機能を有しており、
骨盤は歪みだけではない、大切な機能を備えているのです。
骨盤機能さえ改善できれば、多くの問題が改善します。
しかし
骨盤機能を改善する為には、総合的な整体を行う必要があるのです。