神戸垂水で整体なら理学療法士の「りはの樹」
腰痛は2012年度の国民生活調査では、日本人の男性1位、女性2位でお困りの症状です。
腰はからだの中でも不安定な部分なのはご存知ですか？
上は肋骨、下は骨盤で補強されていますが、真ん中の腰だけは腹筋のみで支えている弱い部分になります。
また、補強されている肋骨や骨盤が硬いと腰は動きが大きくなります。
弱い部分を大きく動かすことで、腰痛は出現しやすくなるのです。
このことから腰が悪くなるのは被害者的な立場と捉えて施術を行っていきます。
痛みの場所と種類
腰痛にも訴える場所が人によって異なります。
痛みの訴えの多い場所としては右図のようになります。
場所によっても、腰痛の原因が変わってきます。
ただ腰が痛いだけではなく、どのような時にどの場所が痛いか明確に伝えることで、医師や理学療法士が判断しやすくなります。
痛みの種類にも色々あり、痛みの種類によっては原因が追求しやすくなります。
例）
チクチクと針を刺されたような痛み
鈍器で殴られたような痛み
重だるい痛み
引っ張られるような痛み
人によって訴え方が異なり、断定がしにくい場合もあります。
腰痛の出るのはどんな時？
腰痛の症状によっても、原因を追及することが可能です。
痛い時の姿勢で関節の動きや引っ張られる筋肉、神経の状態、力の入れ方など
からだの歪みなどで痛みが出ている場合と、炎症など医療を必要とする症状の場合との鑑別が可能となります。
・安静時痛
座っているときに痛みますか？立っているときに痛みますか？寝ころんでいるときに痛みますか？安静時でもどのような状態で安静にしているかによって原因を考えます。
・動作時痛
腰を捻る動作で痛みますか？腰を曲げる動作で痛みますか？腰を反ることで痛みますか？
スポーツなどしているときだけ痛みますか？歩くことで痛みますか？
硬くなった関節や筋肉や神経の引っ張り、姿勢、動き方による問題などの鑑別が可能となります。
・夜間時痛
骨折、靭帯や筋肉などの炎症、内臓系の問題など重大な問題が隠れている可能性がありあります。一度医師の診断を受けることをお勧めします。
画像検査などして問題ないことが分かれば、整形外科やペインクリニックで痛みに対する注射や投薬をお勧めします。
最近は薬や注射を嫌がる人も多いようですが、強い痛みは、他の痛みを引き寄せたり、痛みのイレギュラーを起こしたりして、心因性の痛みなど併発する場合があるからです。
効果のある施術への秘訣『見極める』
レントゲンで確認できる障害と症状が合うとは限りません
・何となく痛い
・歩いたら痛い
・座っていると痛い
・腰が重だるい
・立っていると痛い
・腰を捻ると痛い
・立ち上がる時に痛い
・寝ていると痛い
・妊娠中の腰痛
・ぎっくり腰後の腰痛・
殆どの場合は訴えがバラバラであり、一貫性を欠いた訴えとなります。
レントゲン上は障害があっても、本当はそれが問題ではない場合が多いのです。
背骨全体のバランスを整えることが重要
これらを評価して、それを整えることが大切です。
・立っている時はどうか？
・座っている時はどうか？
・寝ている時はどうか？
・動かした時はどうか？
それぞれの姿勢での脊椎全体的な動きと腰椎の動きを考え、その時に動いていない椎骨（背骨１つ）はないか？
動きがおかしくないのか？
そういったことを評価します。
・脊椎全体の動きがおかしいのは？
・動きが悪い椎骨はないか？
・動き過ぎている椎骨はないか？
・前弯や後弯にならないのはなぜか？
・実は腰は被害者ではないのか？
これらを考えて次に何にアプローチをするべきかを考える必要があるのです。
改善させる施術について
実際には腰痛のある部分へ施術を行うことは少ないと思って頂いても良いかもしれません。
行う方法は
・脊椎の捻れ
・骨盤の捻れや傾き
・肋骨の動きの調整
・内臓の施術
・股関節や下肢のバランス調整
この辺りが一番多い施術方法となります。
腰へのアプローチよりは、腰に起こっている原因に施術を行っていきます。
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